こんにちは!ふぅままです🌻
今回は息子が1歳過ぎに手術した「膀胱尿管新吻合術」の手術・入院レポートです
左水腎症と診断されるきっかけは
生後3ヵ月で発症した尿路感染症に
まとめてますのでこちらをご覧ください
*小児尿路感染の詳細は「日本小児泌尿器科学会HP」をご参照ください

また手術する際に3か所の病院で
左水腎症について診察していただきました
最終的にこども病院でお世話になることになったのですが
病院選びでお悩みの方はこちらの記事も参考にしてくださいね

どんな手術を受けたの?
水腎症とは
尿は腎臓で作られ、尿管・膀胱・尿道を通して体外に排泄されますが、これらの経路(尿路 にょうろ)に何らかの通過障害が生じ、停滞した尿のために腎臓が腫れる状態を水腎症といいます。
https://jspu.jp/ippan_026.html
そして水腎症は尿が腎臓から尿管に移る部分の狭窄(腎盂尿管移行部 じんうにょうかんいこうぶ)か
尿管から膀胱に移行する部分に狭窄がある(尿管膀胱移行部 にょうかんぼうこういこうぶ)が原因で起こることが多いそうで、息子の場合後者の尿管から膀胱に移行する部分に狭窄がある状態でした
その為下腹部を横に切開し、
狭い尿管部分を切除し尿管と膀胱をつなぎ直す手術を行いました
【手術の流れ】
①下腹部を切開
②狭い尿管部分を切除
③拡張した尿管を適切な太さに形成しなおす
④尿管と膀胱を繋ぎなおす
通常2~3時間で終わる手術が
③の作業に時間がかかり(先生方の想像を超える尿管の拡張だったそう)
手術当日は4時間半もの長丁場になりました


【術後の処置】
①術後はお腹から3本の管が通っている状態
②2本の管は退院日に抜く
③残りの1本は一週間後の術後検査時に抜く

ざっくりとですが大まかな手術の流れです
管が1本通っている状態って想像できないですよね💦
その1本は腎臓とつながっており管から尿が流れているイメージです
術後の管が一本通ったままどのように生活していたかについてはまた別の記事でまとめたいと思います
入院前に気を付けたいこと
病院毎に規定が違うかとは思いますが
お世話になった病院では手術日の2週間以内に
本人・同居家族で風邪症状があった場合
手術は原則延期となります
その他にも手術を受けるにあたって
様々な条件があるので
我が家は1ヵ月前から
同居家族である夫と息子以外の接触は控えることにしました
買い物はネットを利用したり
友人からのお誘いは術後まで待ってもらうなど
周りの方にも手術の件を話して協力してもらいました
手術受けるまでの最後の1ヵ月くらいは
家族の体調が崩れないかずっとドキドキして過ごしていました
手術当日
手術当日、手術日までに体調を崩さず無事に手術を受けられることに安堵し
手術の心配など無くなっていました
手術当日もしくは前日は食事や水分補給の時間制限があります
必ず医師から言われた時間を守りましょう❕
朝病院についたあと看護師からの説明を受けて
ポケベルを渡されました(手術が終わったあとに連絡が入るとのこと)
手術が終わるまでは院内での待機でした
手術中は子供のことが気になり居ても立っても居られないです💦
なので本など気を紛らわすものがあるといいと思います
私と主人は映画2本みました(笑)
そうでもしないと気持ちを紛らわすことができなくて💦
息子を手術室へ見送ってから4時間半後ポケベルが鳴りました
やっと終わった・・・(´;ω;`)
待合室へ戻り先生から手術の説明を受けました
(先生方とっても疲れている様子で💦本当に感謝しかなかったです)
説明を受けたあと麻酔から目覚めた息子と再会し病室へ移動
すでに息子は大泣き(´;ω;`)
二泊三日の入院生活
お世話になった病院は付き添い入院がNGのため面会のみ
夜まで面会可能だったので寝かしつけをして帰宅という流れです
実際寝かしつけて帰宅したものの
看護師さんに聞いたら
夜中目覚めたあとは朝まで泣いていたそうです
想像するだけで可哀想・・
本当に息子かんばりました❣❣
入院時の服装
着替えを何日分か用意すると思いますが
お腹から管が通っていて着替えにくいため
ゆったりめの服や前開きシャツを用意しました
9月に手術を行ったので長袖と半袖を用意しましたが
院内は暖かく、息子は泣いていて体温が高くなっていたので半袖だけで良かったです
入院食
1歳児過ぎの息子は当時離乳食完了期だったので
病院食も離乳食完了期でお願いしていたのですが
実際あまり口にしなかったので一段階戻して
離乳食後期で頼んだところよく食べてくれました!
恐らく術後で体力も無くなっていて
食べやすいご飯が良かったのかなー?と思いました
大人が風邪でダウンしたときにお粥が食べやすいといった感覚と同じかと…

入院時に準備しておいて良かったもの
ヒップシート
これは持っていて本当に助かりました
息子に面会してから帰宅するまでずっと抱っこして~という状況(私がトイレにいく以外)
入院中はお腹から管が3本でている状態ので
縦抱っこができず横に抱っこしていました
私はもともとヒップシート付の抱っこ紐を購入していたの
入院時にこんなに役に立つとは思っていなかったです❣
出産前にヒップシート付の抱っこ紐を買った自分をほめてあげたい(笑)
ちなみに私が使用していたのはポグネーシリーズのNO5neoです
抱っこ紐メインで使用していましたがヒップシート単体でも使用できる優れもの!
今から抱っこ紐購入に並んでいる方にオススメしたいくらいです
尿路感染症で入院していた時や今回の面会中も
お母さんや看護師さんたちにヒップシートの良さをアピールしていたくらい✨

すでに抱っこ紐をお持ちの方はヒップシート単体の購入を検討されるといいと思います
私の友人たちで人気なのがポルバンのヒップシート
子供が落ち着くもの
我が家の場合はおしゃぶりとお気に入りのタオルを持っていきました
少しでも家にいる感覚や落ち着けるものがあるといいと思います
食べ物
病院食以外は食べないように言われましたが
どうしても病院食を口にしないときは
看護師と相談してお菓子を食べさせていました
お菓子といってもチョコなどのお菓子ではなく
ハイハインなどのお腹の負担が少ないお菓子をチョイスしました
病院側は入院中の水分や食事摂取量を記録しています
病院から提供されているもの以外を
子供に与える際は必ず看護師に伝えましょう
あと忘れてはいけないのが付き添う親御さんの分の食べ物ですね!
私はゆっくり食べられる時間がないことを想定して(実際ありませんでした💦)
面会前にお腹いっぱいに食べ、片手でもつまめるチョコやクッキーを持ち込んでいました
手術を終えて
こどもの入院や手術は振り返るととても大変でした💦
今でも当時のことを思い出すと辛い気持ちになることがあります
手術後は傷口の痛みもあったのか
2週間~3週間、夜泣きがひどい時期がありました
また手術前はお父さんやおばあちゃん、おじいちゃんに抱っこしてもらうのが大好きだった息子が
私以外の人に抱っこしてもらうと泣くようになったのです💦
時間をかけて元の生活に戻りましたが
手術は精神的にも影響を受けているんだなと感じました
今は手術を受けさせて良かったなと思っています❣
これから手術を控えている皆さん
無事に終えられるようお祈り申し上げます
最後までお読みいただきありがとうございました🌻
【余談】
付き添い入院であれば入院中
面会であれば面会中は
子供が泣いていてトイレに行きたくてもいけない💦
なんていう場面がよくありました
絶対に我慢せず子供が泣いてしまってもトイレに行ってくださいね
私は尿路感染症で付き添い入院したときに
息子と離れられず何回もトイレに行くのを我慢して
その結果しばらくして膀胱炎になりました(辛)
自分の体調管理もしっかりしないとと反省です💦
皆さんも気を付けてくださいね