アラサーのふぅままです
わたしは左利きで矯正されずに育ちました
わたしの母曰く
そのままのわたしを育てたいと思って
矯正を試みたこともないそうです
(習字を習った際に先生が硬筆と毛筆を右手で書かせようとしていました)
本記事では
左利きで育った私が３０年近く生活し
感じたことをお伝えします
左利きのお子様がいるお母さんに
参考になれば嬉しいです
左利きで育ったことについて
結論から申し上げますと
左利きであることに
コンプレックスを持ったことや
右利きに矯正されたかったなど
思うことは記憶の限りありません
左利きで育ってとても幸せです
左利きで有利だと感じることや左利きで不便と感じることは確かにあります
実際にどうゆう場面で有利と感じたり
不便と感じたか詳しく書いていきたいと思います
左利きで生活して感じること
ハサミ
冒頭でも述べましたが
私の母は左利きの私に右手を使うよう言われたことはありません
しかし、生活する中で自然と右手で使うものが出てきました
はさみです！
小学校入学のときは
左利きのはさみを買ってもらい
そちらを利用していました
右利き用と左利き用のはさみは
刃の合わせ方が違うので
左手で右利き用のはさみは使えないんですよね
しかし、生活する上で常に「My左利き用はさみ」を持ち歩くわけにはいかない
使いたいときに「My左利き用はさみ」がなかった！
なんてこともしばしば
そんなときは仕方なく右利き用のはさみを使って切っていました
このような状況が続いたせいか
気付いたらはさみは右手を使って切るようになりました
左手で文字をかくとき
正直不便です
これは今でも感じます
例えば
インクの濃いボールペンや油性ペンを書くとき
横書きだと左手にインクがついてしまうことや
リング付きのノートはリングが左手にあたってしまい書きづらい
（小学生のころはノートを逆さにして使ってました(笑)）
銀行等の窓口対応でチェーンつきのペンを
渡されると左手に届かなくて使いにくい
買い物のときカードの証明を電子署名するとき
ペンが取りづらかったり
文字の反映が上手くいかず字が上手く書けない
などなど
文字を書く行為で不便に感じることは
幼少期から今も多いです
改札で
交通ICカードや切符を左手で持つので
改札通るときにスムーズに通れないことが多いです
自分では不便に感じてないですが
朝の通勤ラッシュ時は後ろの方に迷惑をかけてしまって
申し訳ないなと思うことはあります
左利きの人は習い事でどんな影響があるか
習字
私は毛筆は右手、硬筆は左手を使用しています
先程述べましたが左利きで育ったわたしは
文字を書く行為は右手でできたら便利だったと感じる
とお伝えしましたが
実は小学校低学年の時に習字の先生が直そうとしてくれました
（母の要望ではなく、先生の教えで、です）
毛筆は初めて持つので右手で練習をしてできるようになりました
硬筆とくらべ毛筆は書き順に流れがあり、
硬筆よりとめ・はね・はらいをよりしっかりと表すので
当時は左手で習得するほうが難しいと感じてました
硬筆に関しては小学校低学年ですでに鉛筆を持つ習慣があったので
習い始めは右手で練習しましたが、安定して書くことができず
レッスン中に涙を流すことも・・・
それを知ったわたしの母は
先生に硬筆は左手で書かせてもらうようお願いしてくれていました
母の優しさにはとても感謝していますが
そこで泣いても折れずに頑張って右手で練習していれば
今便利に生活できていたよ！
と当時の自分に言いたいですね
ピアノ
ピアノを３歳から１０年ほど習っていました
ピアノは右手でメロディーを、左手では伴奏を弾くことが多いため
左利きの方は弾きにくいイメージがあるかと思いますが
逆に伴奏を力強く弾けるので
曲をより一層表現しやくかったです
不便だと感じたところは
楽譜をめくるときです
楽譜は右から左へめくっていたので
右手でめくるか左手を伸ばしてめくっていました
水泳
記憶のある限り、不便に感じたことはありません
クラシックバレエ
利き手があるように利き足もあるので
右ターン左ターンの得意不得意、右足前もしくは左足前の前後開脚などは
一緒にレッスンを受けているこたちと逆側が得意だったりしました
だからといって有利不利になる話ではなかったので
不便を感じることはなかったです
テニス
左利きの人がテニスをすることは試合などで有利になることが多いと感じます
練習相手や対戦相手は右利きの人が多いので
左利きの人が打つ球の回転方向が右利きの人とは異なり逆になります
その為、左利き特有のボールの回転が
慣れてない方だとうまく返せなかったり・・
ということが起きます
お絵描き教室
おもにクレヨンを使用してのお絵描き教室でした
せっかく書いた絵でも左手で書くと
書いた部分のクレヨンが左手についてしまい
絵が汚くなってしまった覚えがあります
画用紙を縦にして書いたりしていました
左利きで育った私だからこそ思うこと
母が左利きの私をそのままの形で育ててきてくれたことにとても感謝しています
生活で不便を感じることは多少ありますが
左利きだからこそ有利になるこもあります
左利きであることに誇りを持っています！
左利きの子供をもつママたちへ
本記事が左利きを矯正しようか迷っていることに対して
少しでもヒントになることがあれば嬉しいです
また日本左利き協会のHPにて左利きにまつわる
記事がありますのでぜひご覧ください
最後までお読みいただきありがとうございました
