夫の海外転勤が決まったときの我が家は築1年の分譲マンション、2年間の海外転勤予定という状況で、まずマイホームをどうするか?という話があがりました。
不動産を通して賃貸に出すのか?空き家にしておくのか?売却するのか?
いろんな対応策を出してどの案が我が家にとってベストなのかを考えました。不動産を通して賃貸に出そうと検討していたところ、知人が借りたいと申し出たため、知人に貸すことに決めました。
この記事ではマイホームを知人に賃貸することに決めた理由と、実際に引き渡すまでに行ったことをまとめました。
この記事を是非読んでほしい人
- 突然の転勤でマイホームをどうするか悩んでいる方!
- マイホームを親族や知人に賃貸することを検討している方!
- マイホームを親族や知人に賃貸する流れを知りたい方!
なぜ知人にマイホームを賃貸することにしたのか
我が家がマイホームを知人に賃貸することを選んだ理由は以下の通り
- 夫も私の仕事も国内転勤がないため帰国後マイホームに戻る可能性が高い
- 我が家の賃貸契約期間の希望が通った(2年)
- 不動産を通して賃貸する際にかかる仲介手数料等が一切かからない
- 契約内容で借主と特段揉めたことがなかった
マイホームを知人に賃貸するメリット・デメリット
マイホームを知人に賃貸する際のメリット
- 契約内容を柔軟に決められる
- 空き家に知人が住むという安心感
- 帰国後に家を探す手間が省ける
- 子供の進学の準備がスムーズにできる
マイホームを知人に賃貸する際のデメリット
- 賃貸借契約書を自身で作成するのに手間がかかる
- 万が一のトラブルに自身で対応しないといけない
自分で一から契約書を作成するのは大変ですが、国土交通省が「賃貸住宅標準契約書」を公表している為、我が家はこちらを「たたき台」にし自身の契約内容に沿って作成しました。
マイホームを賃貸する際に借主と決めたこと
実際に知人(借主)と決めたことは以下の通り。国土交通省が表示している賃貸借契約書を参考に賃貸期間や禁止事項などを借主と決めました。
- 賃貸期間
- 家賃・共益費・敷金礼金の有無と費用
- 費用の納付方法・期限・支払先
- 禁止事項(ペットや楽器など)
- 契約解除の要件(家賃の滞納、上記禁止条項への違反など)
- 賃借人が退去する際の原状回復義務とその範囲
- 連帯保証人の有無
いくら知人だからといって口約束ですませるのはやめましょう!
万が一のトラブルに備えて必ず契約書を作成しましょう!
部屋を引き渡すまでに貸主が準備したこと
- 賃貸借契約書の作成(2部)
- 火災保険内容の変更手続き
- 住宅ローンの住所変更手続き
- 名義変更等(SECOMの暗証番号/宅配BOXの管理者設定/e転居/水道光熱費)
- 部屋のクリーニング
- 長期不在表を管理組合に提出
- 近所・管理人に挨拶
部屋を引き渡すまでに借主に準備してもらうこと
- 火災保険の申し込み
- 水道光熱費の申し込み
引き渡しの流れ
私たちが用意した賃貸借契約書2部にサインし、捺印しました。
現在はお互い1部ずつ保管しています。
最後に鍵を渡して引き渡し完了です。
結果、マイホームを知人に賃貸して良かったか?
今のところ良かったと感じています。
マイホームに見知らぬ人が住んでいるという状況より、知人が住んでいるという状況が、私たちだけではなく、近隣の方々も安心されていると思います。2年後の日本帰国時もスムーズに引き渡しできるといいのですが、、まずは無事に個人間で賃貸借契約書を交わすことができ、安堵しました。
実は、今回契約を結んだ知人以外にも、複数の方からマイホームに空きがあるなら引越しを検討したいと申し出がありました。意外にも身近に個人間で借りたいと申し出てくれる人がいるんだと驚きました。
以上がマイホームを知人に賃貸することになった経緯と、実際に引き渡しまでに準備したことをお伝えしました。不動産を通さない分、自分たちで準備することが多いですが、契約内容を双方で柔軟に決められるのが最大のメリットだと感じています。突然の転勤、マイホームをどうするか?一番悩むことだと思いますが、自分たちに合った選択肢を検討できるといいですね。
次回はマイホームを知人に賃貸することに決めるまでに我が家で出た複数の対応策と、その対応策から選んだ判断ポイントをまとめます🏠

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